CIVIC Si(北米仕様)レビュ

我が家にCivic Si 2024モデルがやってきたのでそのレビュを。Civic Siは、スポーツカーの楽しさを求めるドライバーにとって非常にコストパフォーマンスが高いモデルに仕上っている。同クラスの他のスポーツカーと比較しても、性能と装備が充実しており、日常の使い勝手とスポーツカーとしてのパフォーマンスをバランスよく融合させた一台であると思う。

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外観

色は、ソニックグレー・パール (Sonic Gray Pearl)を選択。新しいモデルでは、フロントグリルが少し広くなり、よりダイナミックな印象。

サイドに流れるシャープなラインがスポーティなキャラクターを強調。特徴的なSiバッジとスポイラーリアスポイラーやSiのバッジが、標準のシビックとは一線を画すスポーティなイメージとなっている。

内装

シンプルながらも質感は上々。運転に最適化した配置。革巻きステアリングのフィーリングも好ましい。

この年になってレッドステッチは少々派手ではあるものの、シートのサポートは十分。アルミ製のペダルやシフトノブが運転の楽しさを演出。

サンルーフが標準。最近の車にあるように、シャシーファースターなので、サンルーフによる車両剛性低下は特に気にはならない。むしろ明るい室内に好感を持てる。

性能

シビックSiは1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載しており、200馬力を発揮(北米仕様)。加速は滑らかながら、Hondaサウンドを奏でる。街乗りから高速走行まで力強い走りを実現します。6速マニュアルトランスミッションのみの設定で、ドライバーがクラッチとシフト操作を楽しむことができる。
エンジンのトルクは低回転域からしっかりと出ており、街中でも力強く、山道などでの加速感も十分。特に「
スポーツモード」に切り替えることで、エンジンレスポンスやスロットルの感度が向上。音が変わるので子供には好評(笑)

燃費性能

市街地:約26 MPG(約11.1 km/L)高速道路:約36 MPG(約15.3 km/L)総合:31 MPG(約13.2 km/L)がカタログ値。渋滞が少ない地域に住んでいるので、だいたい16km/Lといったところ。スポーティカーとしては上々でしょう。

ガソリン

オクタン価は91以上である(日本だとハイオク)が、87でもOK(若干パワーダウンする感じがする)。アメリカのガソリンは日本に比べてオクタン価が低い傾向なので、とりあえず89を入れている。

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ハンドリング

シビックSiのハンドリングは非常にバランスが取れていると感じた。シャーシファースターで、コーナリング時の安定性が高く、操縦に対する応答が速い。スペンションは標準のシビックよりも硬めで、スポーティな走行に最適な設定。日本に比べて荒れた路面が多いアメリカでも、許容範囲。ワインディングは楽しいの一言。

タイヤサイズは235/40R18。うーん、、、正直ちょっと過剰な気がするものの、まぁ時代の流れかも。Sタイヤのラインナップでいうと、個人的には225/45R17あたりでキビキビと走るほうが好みではあるものの、まあ18インチもカッコイイかも。北米は夏冬共通のタイヤなので、一年中コレ。

LSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)が標準装備されている。LSDは、左右の前輪間でトラクションを最適に配分し、特にカーブや滑りやすい路面での走行性能を向上させる。LSDは、

コーナリング時の安定性向上:内輪と外輪の回転差を調整することで、カーブをより安定して通過できる。

トラクションの強化:片側のタイヤが滑った場合でも、LSDが働いて反対側のタイヤにトルクを伝えることで、走行性能を維持。

スポーツドライビングでの効果:タイトなコーナーや高速でのコーナリング時に、車の挙動を安定させ、ドライバーに安心感を提供。

実際にFF+LSDは、VSA全オフだと純正でもタックイン可能。社外品を味わうと物足りないものの、純正としては頑張っている方だと思う。

安全装備

ホンダの先進運転支援システム「ホンダセンシング」が標準装備。衝突軽減ブレーキシステム、車線維持支援システム、アダプティブクルーズコントロールが搭載されており、Freewayでの長距離移動も気にならず。ただし、MTだと、25[mile/h](40km/h)で制御停止する。

エンターテインメント

9インチタッチスクリーン

ユーザーフレンドリーなインターフェースを持ち、ナビゲーションやオーディオ、車両設定などにアクセスできる。

スマートフォンを接続して、音楽やメッセージ、ナビゲーションなどを車内ディスプレイで操作可能。ワイヤレス接続にも対応。スマホの充電はワイヤレスでも可能。

12スピーカーBoseサウンドシステム

プレミアムな音質を提供するシステムで、車内でのオーディオ体験を大幅に向上。低音の割れもなく、すごくリッチな気分。いつもより大音量で音楽をかけたくなる。

まとめ

Civic Siは、パフォーマンスカーとしては手頃な価格帯に位置しており、スポーツカーの楽しさを求めるド
ライバーにとって非常にコストパフォーマンスが高い。同クラスの他のスポーツカーと比較しても、性能
と装備が充実しており、日常の使い勝手とスポーツカーとしてのパフォーマンスをバランスよく融合させた一台である。ハンドリングの良さ、十分なパワー、そして高い安全性能が相まって、週末のワインディングロードやサーキット走行でも楽しめ、日常の通勤や家族とのドライブにも対応できるオールラウンダーだ(実際、子供の送迎に大活躍)。手頃な価格でこの性能を得られる点は、特にスポーツカー初心者や手軽にスポーティなドライブを楽しみたい人におすすめ。

価格は$29,950(日本円で2024/10/15現在4,467,147円)日本だと高いと思われるが、北米だと「コスパ良し」な感じだ(まぁ、日本では売れないでしょうね。。。だったらスイスポ買うもん。。。)

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