デトロイトモーターショーに行ってみた1/2【新型車編】

2025年1月に開催された北米国際自動車ショー(Detroit Auto Sho)は、東京モーターショーと並ぶ「五大モーターショー」の一つ。今回はこのデトロイトモーターショーに行ってみたので、その様子を記事にしてみた。

目次

デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)

デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)は、現地でDetroit Auto Shwoと呼ばれ、東京モーターショーと並ぶ「五大モーターショー」の一つ。ご存知の通り、ミシガン州デトロイトはアメリカの自動車産業の歴史的中心地として知られており、GMの本社はデトロイトにある。ミシガン州には他にもフォードが本社を構えている。

GM本社の近くにHuntington Placeという会場で行われた。

1月のデトロイトは雪。気温は-10℃ほど。会場から徒歩1分の駐車場を予約できたので、凍えずに済んだ。

メイン会場

メイン会場は主に「新型車」が展示されており、電気自動車やハイブリッドが多くを占めるのはやはり時流を感じる。

ステランティス

巨大自動車メーカー連合、ステランティス。プジョー、アルファロメオ、クライスラー、シトロエン、ダッジ、フィアット、ジープ等が合わさった自動車グループだ。

ダッジ

アメリカ人大好きそうなDodge Charger Daytona EV(ダッジ チャージャー デイトナEV)の展示。670馬力の出力とのこと。規制速度約120km/h、郊外では実勢速度140km/h程のミシガン州のフリーウェイで理性を保てる自信がない。

内装もシンプルで使いやすそう。近代のメーターディスプレイを備える(真円じゃないハンドルってどうなんでしょう、、、)。

トレードマークの横長のリアテールも健在。

Jeep

ジープは展示だけでなく横乗りで悪路を走行できる体験型の展示。せっかくなので、私も同乗させてもらった。40度も傾斜のあるスロープを登るし、下るしで新鮮な体験だった。

サスストロークとキャンバーの変化がすごい。自動で駆動力を配分して適切なトラクションが掛かる電子制御ロジックが入っているとのこと。今まで体験したことがないクルマの動きだった。

GM(ゼネラル・モーターズ)

アメリカに住んで1年以上が経過したが、GMCのピックアップトラックが無性にかっこよく見える様になってきた。別にオフロード走るわけでもないのだが、町中でゴッツいピックアップ見ると、押し出し感が半端ないのだ。

以前GM本社に展示してあったCT5の最新モデル。トヨタとレクサスみたいなもので、GMの高級車ブランドキャデラックのCT5。4WD+V6 3.5リッターツインターボ335馬力のMT!電気自動車も良くなってきているけど、会場の中で一番欲しかったのは、やっぱりコレ。

後はコルベット。勝手な意見だが、ここミシガン州では、夏の間にどこからともなくワラワラと湧いて出てきて、初老のカーガイが運転している、というイメージw 冬はおそらくガレージにしまい込んで、ニヤニヤしながら眺めるというのが正しい使い方か。

トヨタ

USではセダンもまだまだ人気。カムリ

スープラ

そしてクラウンが北米で販売されるようになったんだよね。

ホンダ

電気自動車のプロローグ。SUVだけど低重心でハンドリング良さげに見える。

そしてアコード。日本だと売れないだろうけど、最近見慣れてきた。

後は、リッジライン。コレいいなー。

フォード

マスタングのニューモデルの公開。

現行モデルもかっこいいよね。少し女性的な線の細さが感じられるデザインも好み。

マスタングのSUV。流行りに乗って何でもかんでもSUV化するのは、何となくいただけないな~。

その他

ツインターボ愛が強すぎてボンネットに収まらないマフラー上向きのマッスルカー。

コレ、ステアリング切れるんですかね?って具合にベタベタに車高落としたトラック

そして、KITT、そこにいたのか(知っている人はそれなりの年代の方ですねw)。レプリカです。

当時のドラマ設定では、人工知能を搭載して人間と会話できるクルマだったが、コレってそのうちできそう(近いものはできている)な感じがする。

2025年、北米カー・オブ・ザ・イヤー

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トラック部門

トラックの部は、フォード レンジャー。シャシー性能や新型エンジンが評価された、とのこと。

ユーティリティカー部門

ユーティリティカー部門は、フォルクスワーゲン ID.Buzz。どこか懐かしい形状で、可愛らしい電気自動車。たくさん人が乗れて、ガソリン食わない。これ、子供を学校に送って仕事に行く人には刺さりそう。室内も広くて便利。

まとめ

「五大モーターショー」の一つ、2025年1月に開催された北米国際自動車ショー(Detroit Auto Sho)に行ってみた。デトロイトはアメリカの自動車産業の歴史的中心地として知られており、アメリカらしい新型車の展示を見ることができた。日本勢も、カー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど、健闘を見せていた。

次回は、モーターショーでも、モディファイに力を入れて展示されていたCommunity Carの紹介

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