自転車ネタ。実はここ1年程、奥日光千手ヶ浜に行ってみたいと思っていたのだが、なかなか機会がなかった。今回はゴールデンウィークの5/2に、妻と二人で平日に休みが取れたので、千手ヶ浜にMTBライドしてみることにした。
千手ヶ浜とは?
栃木県日光市のいろは坂を上った先にある「中禅寺湖」。観光地としても有名だが、中禅寺湖の東湖岸の砂浜が千手ヶ浜と呼ばれている。
湖だが、風で煽られた波が寄せては返し、まるで海岸の砂浜のよう。
一度、この景色を見てみたいと思っていたので、ゴールデンウィークに訪れてみることにした。
スタート地点は赤沼駐車場
経験豊富な自転車乗りなら、いろは坂を登り、更にそこから奥日光を目指すルートもある。しかし、妻は自転車はママチャリしか乗ったことがない位の経験値。私もあの激坂を登り切る自信はない。ということで、スタート地点は最寄りの赤沼駐車場。
トランポとしても大活躍のフリードでまで自転車を載せて移動することにした。自転車2台をそのまま載せる事ができるスグレモノである。
東北道の日光ICから日光宇都宮道路に入り、終点の清滝ICを降りればもういろは坂は目の前。ゴールデンウィークの中日ということもあり日光寺社方面は渋滞が始まっていたが、いろは坂は8時の段階ではガラガラ。いろは坂をスムーズに登ることができた。
前日の天気予報では、小雨予報だったのが、なんと快晴!中禅寺湖湖畔を奥日光方面へと進む。宇都宮ICから1時間かからずに目的地の赤沼駐車場まで到着。
駐車場はいつもより若干混んでいる程度。早速自転車を降ろして準備開始。
日光市道1002号入り口到着
千手ヶ浜にたどり着くためには、日光市道1002号を通ることになる。赤沼駐車場から数分で、日光市道1002号入り口に到着。
入り口には、どどーん、と「進入禁止」の看板が。この市道1002号は、歩行者・自転車・低公害バス・許可を受けた管理車両しか通行ができない。
逆に言えば、大自然のサイクリングを満喫できる舗装道路。脇に、自転車や歩行者が通り抜けられる入り口がある。
注意事項をよく読んで、進もう。
自然の静けさの中、ライド
途中に、ハイキングコースである小田代ヶ原の脇を抜ける。こちらも絶景。
新緑まであと一歩の奥日光。少し風が冷たい。
桜が咲いていた。
行きは下りが多いので、苦労なく目的の千手ヶ浜に到着。自転車は舗装部分以外は乗り入れ禁止とのことなので、砂利道と砂浜を押し歩いて千手ヶ浜桟橋まで。
男体山の手前に広がる中禅寺湖。徒歩で千手堂まで散歩してみた。
足を伸ばして、西ノ湖(さいのこ)にも寄り道。ハイキングコースとなっている。鳥のさえずりと風が木を揺らす音以外聞こえないとても静かな場所だった。
帰りは上りだが、マウンテンバイクで軽いギアを選択すれば全然苦にならない。
妻は少し大変そうだったが、ギアを上手く合わせれば登れる。
全工程で散策を含めて3時間程。走行距離は24km。良い運動になった。
念のための熊避けベルと熊撃退スプレー
今回サイクリングした周辺は、熊の目撃情報があるとのこと。そこで、念のため熊避けベルと熊撃退スプレーを持参した。熊避けベルは自転車に取り付け。
熊避けベルの自転車への取付はこちらの記事を参照
熊撃退スプレーは携帯に便利なホルダー付きを購入。殆ど遭遇することは無いと言われているが、夫婦で山歩きが趣味。以前別の山で明らかに新しい熊の痕跡を見たことがあるので念のため。
小型で携帯に便利というのもあるが、一種のお守りのようなもの。ビクビクしながら山歩きしても面白くないので。おかげで思いっきり大自然を楽しむことができた。
まとめ
ゴールデンウィークに千手ヶ浜を訪れた。日光市道1002号は、自転車や徒歩以外は乗り入れが規制されており、大自然の中を楽しくライドできる。ゴールデンウィーク中にも関わらず、午前中の人出は少なかった。千手ヶ浜の絶景と、周辺の散策を楽しんで3時間程度の行程。6月になると、クリンソウという花が有名なようだ。
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