我が家にフリードがやってきて9年。購入から一度も交換したことがないウォーターポンプ、ホース、プーリーベルトを交換する。走行距離は13万キロ超えなので、水回りをリフレッシュ。これからも、車中泊や長距離の相棒として頑張ってほしい!また、これからの夏の季節に向け、水回りの整備はちゃんとしておきたかった。
交換部品一覧
クーラント(4.6L) | 08CLA-G010S2 1L缶×5 |
ウォーターホース類 | 19051-RK8-J00 ホース,ウオーターフイラー |
19502-RK8-J00 ホース,ウオーターロアー | |
19501-RB0-900 ホース,ウオーターアツパー | |
サーモスタット | 19301-RP3-305 サーモスタツトASSY.(ニツポンサーモスタツト) |
ラジエータキャップ | 19050-RK8-000 |
ウォーターポンプ | 19200-RB0-003 ポンプCOMP.,ウオーター |
オイルフィラーキャップ | 15610-PFB-000 キヤツプASSY.,オイルフイラー |
プーリーベルト | 38920-RB0-004 ベルト,コンプレツサー(ミツボシ) |
2023/06/04 部品一覧の誤記修正。KEI様、ご指摘ありがとうございました。
ジャッキアップ
フロント右のタイヤ、ホイールハウスカバー外しておく
クーラントドレンからクーラントを排出
ドレンからクーラント排出。何リッター入れるのかを決めるため、最後にまとめて何リッター排出されたかを計量するために、こぼさないように集めるのがコツ。冷却水交換のときには大きなタライを使って受ける。そのままポイパックなどに捨ててしまうと、クーラントを補充する時にどれくらい入ればOKかどうか分からなくなる。
カインズで売ってた50型のたらいが、とても役に立つ。
サーモスタット取り外し
サーモスタットも変えておこう。特にヘタリはなかったと思うが、どうせホース外すし、ラジエータ液を交換するので予防整備。後からやるとしんどいからね。
まずはアッパーホースの取り外し。ホース類のバンドは、バイスグリップでつまんでおけば簡単に外れる。ホースは、どうせ交換するからカッターで切り刻んで取り外し(内部のパイプを傷つけないように注意)
サーモスタットケース取り外し
サーモスタット。今回はこちらも交換
サーモスタットを引っこ抜くと、エンジン内部から残りのクーラントが出てくる
ウォーターポンプ取り外し
ベルトテンショナーに19mmかけてベルト緩める
昔バイクレースのときに揃えた道具が役に立った。アストロプロダクツ謹製「ユニバーサルホルダーツール」これで供回り防止。これでプーリーを固定して緩める。
ポンプ本体が出現
ウォーターポンプのネジが奥まっている件
実は、一番苦労したのがウォーターポンプの取り外しだった。下の写真の5箇所のネジで止まっているが、一番上のネジが、手が入りずらい。何度も試行錯誤して外した。エクステとディープソケットを何種類か持っていると良いかも。
↓の写真で、一番上のネジが、奥まっていて外しづらい
取り付け状態だとこんなレイアウト。工具が入らない、入ってもちゃんと噛まない。諦めずに試行錯誤あるのみ。ちなみに、ここのボルトだけはエンジンルームからアクセスした。
外れた!
新品との比較
ウォーターポンプ新旧比較。左側が新。右側はところどころパッキンの隙間から滲みが見られる。変え時だった。ただ、ポンプの軸などは全然ヘタって無い。さすが日本車。ドイツ車とはモノが違う。
サーモも、パッキン周りににじみあり
ベルトに目立った傷はなかったけど、固くなっていた。これは、もう少し早めにメンテしておくべきだったかも。なぜなら、走行中切れる→バッテリーあがり→車両停止 となると危険だから。また、そうなったときの費用を考えると、今変えておいてホントによかった。
ドレンのパッキンも交換しておく(カインズホームで購入)
エア抜きに便利なのが、クーラントチャージャー。差し込んで、クーラント入れるだけの超簡単仕様。これを使えば、エンジンをかけておけば勝手にエア抜が終わる。エンジンルームも汚さずに済むのでとても便利!!
これまでに出てきたクーラントを計量しておき、同じ量の新品を戻す。4.3L使用した
しばらく走行して、クーラントの漏れ・減りを確認。問題なければOK!これで20万キロまでは大丈夫そう。
コメント
コメント一覧 (2件)
非常に参考になり助かります。
質問ですが、交換部品に19502-RK8-J00が2つありますが、交換には同じものが2つ必要なんでしょうか??
コメント、ありがとうございます。
結論、19502-RK8-J00は1つで問題ありません。ブログの誤記ですので、謹んでお詫びするとともに訂正いたしました事をご報告いたします。ご指摘頂き、ありがとうございました。