ホーン交換をした際にフロントバンパーを外したので、ステンメッシュを開口部に取り付けて、砂利や飛び石からコンデンサーフィンを守ることにした。
純正バンパーは開口部のガードがついていない。サーキット走行で万が一コースアウトしてグラベルに突っ込んだ時、あるいはバトル中に先行車が巻き上げたタイヤカスや砂利などが、この開口部を通ってエアコンのコンデンサーのフィンに当たってしまう(ラジエータまでは、滅多なことでは傷つかないと思うが)。また、暑い季節になると大量の虫を取り込んで、コンデンサーフィンが目詰まりを起こしてしまう。
下記はサーキット走行後のコンデンサの写真。コンデンサのフィンには、虫とかタイヤカスが付着している。
ステンメッシュ素材の選定
飛び石でも破れないようにステンレスを選定した。金網は、目がつまりすぎていると冷却効果を阻害してしまうのでダメ。だけどあまり目が粗いとそもそも砂利に効果がないので、ここが一番迷った。結果、線形0.8mm×4メッシュでいい塩梅だろうと選んだ。実はこの金網、NB8Cのエアインテーク加工のときにも効果を発揮している実績がある。
バンパー開口部が黒なので、それに合わせてKUREのシャシーコートブラックを使って塗装する。
メッシュ素材の切り出し
金切りバサミで大雑把に切り抜く。これで大体の薄い金属は切ることができる。
切り取ったら、バンパーの開口部にあてがって、形を作成する。端の部分は針金をラジオペンチで折り曲げておくと、バラけずに済む。
シャシーブラックで塗装。
塗装したら、目立たない部分にドリルで穴を開けて、タイラップで固定。両面テープと迷ったが、走行風と気温変化で剥がれてしまうのを嫌って、ガッチリ固定できるタイラップを利用した。
穴あけのコツ。表からバンパーを見て、ナンバープレートで隠れるところを主に固定する。周辺も、表から目立たないところに穴を開ければタイラップで固定しても目立たない。ちなみに、金網の裏面は面倒なので塗装していない。
こんな感じでどんどん穴を開けて取り付けしていく。
割とあっけなく終わった。バンパーを取り付けてみるとこんな感じ。
メッシュガード装着。これで飛び石やタイヤカス、虫によるコンデンサの被害が軽減されるはずだ。
今回使用した材料一覧
金網(以下のものをホームセンターで購入)
あまり走行の抵抗にならない、かつある程度の石や虫が通過できない網目となっているものを購入。下リンクはご参考。全く同じものをホームセンターで購入した。
KUREのシャシーコートブラック
定番のやつ。ロードスターのロアアームの塗装で使った余りを使用。フロントバンパーはもろに水がかかる場所。耐水皮膜を形成してくれるので、ザビから保護するために使用。
金切りバサミ
ニッパーでも切れないこともないが、金網が曲がってしまう。金切りバサミがあれば、針金を曲げずに切り出しが可能。薄いアルミ板の加工などにも使える。
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