バケットシートを導入したことにより変化したドライビングポジション。左足を真っ直ぐに伸ばしてクラッチが切れる状態にシートを調整し、その位置からフットレストに左足を乗せると、膝が極端に曲がった状態で窮屈。ヒップポイントが下がったことにより、相対的にドライバ側に移動したフットレストのアンコ抜きを行った。フットレストの裏側についている発泡スチロールを削って、コーナリング時の左足の位置を最適化した。
シートを変えると窮屈になる左足
バケットシートを入れたことによるドライビングポジションの変化について、ステアリングを社外品に交換することでハンドル周辺やペダル配置は違和感がない状態まで持っていけた。しかし、フットレストに足を載せた状態のみ窮屈に感じる。アクセル、ブレーキ、クラッチの距離感にはそれほど違和感がなかったので(アクセルは、若干近いか・・・)、フットレストの位置を奥にすることを考えた。
フットレストのアンコ抜き
どうにかならないかな、とフットレストを確認してみた。
フットレストまでのアクセス
フットレストの左側にあるセンターコンソール裏のパネルを外す。
下図右側のプラスチックのナットを緩める。手で緩む。下図左側のプラスチックのピンは、マイナスドライバやラジオペンチだと、壊れるかも。
KTCのクリップクランプツールで引き抜くと、ヘタらずに抜くことができる。
安価なものでいいので、内装剥がしツールがあると、傷つけずにはがせる。傷つくと、カーペットがしっかり留まらないのでプラプラして、なんだかなーってなる。DIY初心者で初めて内装を剥がす必要がある場合、要求される精度が他の工具に比べてそれほど高くないため、安価なセットで揃えてみるのが良いと思う。
カーペットをめくると、フットレストの裏側に発泡スチロールのサンドイッチみたいな形状が見える。これを、力技で剥がす。
フットレストの発泡スチロールを削る
取れた。接着剤で貼り付けられている。ここから余分な部分を削る。ちなみに、この発泡スチロール部品は単品では買えず、クルマのフロアカーペットにくっついている部品なので、ミスすると15,000円位する。慎重に削ろう。
↓削り後の写真。短くなってる。
2cm程度削ってみた。削り方は、↓で線を引いて、そのとおりカッターで削るだけ。今更だが、逆側(足の裏が当たる面)を削ったほうが良かったかも知れない。
で、組戻した。ちょっとフットレスト周辺のカーペットがたるむけど、、、あとでアルミのカバーなどつければ目立たなくなるかも。
バケット入れて配置が変わったらやることを強くオススメ
もう座った瞬間に、「うぉ!!決まった!!」とニンマリしてしまった。クラッチを一番奥まで踏み込んだ時に膝がほぼ一直線の状態でシートを合わせた際に、左足をフットレストに置くと若干膝が曲がる程度。踏ん張りが効くし、なにより窮屈ではない。バケットシートを入れて、フットレストが窮屈に感じている人は、是非試してみてください。後戻りできないし、キラキラしたドレスアップ効果もない。だけど、、絶対試す価値はあると思う。バケットシート、ステアリング交換、シフトノブ交換と相まって、バッチリなドラポジをゲットできた!(アクセルペダル位置を若干、奥にしたいが…これは今の所、許容範囲としておく)
S660ドライビングポジション最適化まとめ
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