私のS660はβであるが、シフトブーツ周りはα化し、チタンシフトノブを取り付けている。ところが、取り付けの際に締め込みが緩かったようで、1年程経過したら、シフトノブが回る様になってしまった。原因は、カラー側の締め込みを殆どしていなかったためだ。
パターンが印字されていないタイプ(シールでパターンを別途貼り付けるタイプ)なら問題ないのだが、シフトノブのパターンがずれてしまっているのは気持ち悪いので、再度締め込むことにした。おそらくαの場合は、この記事に記載の方法で取り付けることになると思われる。
β純正シフトノブをα化してシフトノブを取り付けるにはこちら↓
S660チタンシフトノブの形状とフィーリング
私は、シフトノブを選択する際には、上から握るようなシフトレバー位置(FFベースに多い)は、どこから握っても同じフィーリングが得られる球形を好む。一方、S660やロードスターのように横から握るようなシフトレバー位置(FRに多い気がする)であれば、棒状が握りやすく感じる。S660は、どちらかというと後者だが、1→2速、2→3速のシフトチェンジの際には横から、3→4速は上から握るように操作していることに気がついた。特にバケットシートで着座位置が低くなるとその傾向は強いと思われる。
チョイスしたS660チタンシフトノブは、上部が球形に近く、また、横からも握れる形状となっており、とても好みである。ホンダ純正で収まりも良い。
シフトノブとブーツの切り離し
シフトノブは、ブーツ側のスペーサーと、シフトノブ本体の3つからなる構造。
シフトブーツ側にも受け部品があり(上図灰色)、このスペーサーとシフトブーツの間にマイナスドライバーを突っ込んで少しコジると、シフトノブとスペーサーがシフトブーツから外れる(下図)。
こんな感じで分離できる。
増し締め
シフトブーツが外れたら、シフトノブを手で固定しながらスペーサーを17[mm]のスパナで締め込む。
増し締めが完了したらシフトブーツを取り付ける。
まとめ
シフトノブにパターンが印字されているタイプのシフトノブの場合、シフトノブが緩むとパターンの表示がずれてしまう。そこで、シフトノブとスペーサーを締め合うことで調整する構造となっている。
前回取り付けの際に、取り付けが緩かったのが原因で、シフトノブが回転してしまったため、再度作業を実施した。しばらく走行してみて特に緩みもなく、シフトノブが回転しないことを確認。適切なトルクで締め込まれているようだ。
シフトノブやステアリング、ペダル類いやシートはドライバが触れる機会が多い場所であるため、取り付けがフィーリングに大きく作用する。特にシフトノブのような「肌と車が接する部分」に関しては、操作性を重視した部品を選びたい。ドレスアップパーツとしても室内のアクセントになるし、満足度高い部品だ。
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