タイヤをDIREZZA Z3、マフラーをSPOONのN1マフラーに交換して日光サーキットを走行した。ただ、前回の記事にある通り、路面コンディションが悪く、タイムは1秒以上遅い結果になってしまった。
路面コンディションばかりは、運なのだが、今後のためにドライとウェットで運転操作や車両の挙動にどういった影響があるのか、を知るために、自分の運転動画を振り返ってみた。
まずは動画で比較
↓の動画の左上が前回の走行、右下がノーマルでの私のベストタイム。
日光サーキットのレイアウト
①~⑤コーナー
動画では11秒~あたり。100km/hからステアリングを切りながら減速してくコーナー。動画だとわかりにくいのだが、②~③ウェット路面ではフロントタイヤが滑り始めていて、Yawが立ち上がらないため多めに減速している。その結果、動画15秒あたりの④~⑤コーナーの速度を乗せられない。雨がもっと降ってくると、水膜も厚くなるのでさらに減速する必要がある。
⑥~⑦コーナー
動画21秒~あたり。⑥コーナーも、ウェットだとフロントが滑り始めてアンダーステアが出始めたことに気が付き、コーナリング速度を落として対応している。その結果、⑦コーナーの立ち上がりが遅れ速度が乗らない。
⑧~⑨コーナー
動画では30秒~あたり。高速コーナーも同様。
⑩~⑫コーナー
動画43秒~あたり。ここもフロントが外に逃げている事に気づき、多めに減速している。
ドライ路面とウェット路面の走行動画を比較して分かったこと
今回は、ウェットドライ路面とウェット路面を比較してみて、ウェット路面だとグリップしないという当たり前のことがわかった。雨の降り始めだったので、それほどコーナリング速度低下しないだろうと思っていたのだが実際に動画を見ると、ドライに比べて少しずつコーナーで遅くなっている。
久しぶりの走行だったのでもしかしたら自分の操作ミスが原因でタイム低下したかも知れないと思っていたが、今回は外的要因によるものだとわかった。
FRのNBロードスターの場合、ウェット路面だと明らかにリアが滑ってカウンタを当てるシーンが多かったのだが、MRレイアウトのS660(さらに足回りはノーマル)だと終始アンダーステア。これは、メーカーによる安全方向のセッティングによるものであろう。
自分の運転を振り返るとき、動画で比較するとわかりやすい。車載カメラについてはこちらの記事を参照。最近は安価なカメラも多いので気軽に車載映像を楽しむことができるし、サーキットでの運転の振り返りに使える。
関連リンク
雨の日のサーキット走行についてはこちらの記事を参照
比較対象の走行については以下の記事参照↓
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