ガレージジャッキとリジッドラックの選び方

オイル交換や足回り交換のための基本ツールが「ガレージジャッキ」と「リジッドラック(ウマ)」である。これらは通常組み合わせて使うものであるが、高さや性能がマッチしていないと、使用の際に危険があったり、ジャッキアップはできてもウマに乗らない、のようなことが起こり得る。そこで、このページでは、ガレージジャッキとリジッドラックの購入を考えている人向けに、どういったものを選べばDIYにちょうど良いツールとなるのかを解説したい。

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ガレージジャッキの選び方

当然、二柱リフトなどの整備環境があれば、特に悩む必要はないのかも知れないが、ジャッキもウマもピンからキリまで。価格の高いものでは数万円~だし、安いものを選べば1万円を切る価格でジャッキやウマが揃う。

自分の車両と、どこまで整備をするのかによって変わる

オイル交換を自分で行うだけなのに10万円以上するプロ用のジャッキを、というのは効率が悪い。エンジンオイルのドレンにアクセスできれば事足りるのに、それを高いお金を払って購入する必要はない一方、エンジンの積み下ろし(下から)を考えると、最低でも700[mm]以上持ち上げたい。最低地上高が高いSUVなどはの場合も同様に、持ち上げる量が多いものが望ましい。

タイヤ交換のみだったらシザーズジャッキという選択肢も

タイヤ交換しかしない、という場合には、車両付属のパンタジャッキと同じだけ持ち上がればいいので、シザーズジャッキを購入するのが簡単。S660やアルトワークスのような軽自動車の場合、タイヤ交換であればコレで事足りる。車重別にいくつか種類が出ている。1tの車両で、片側上げであれば500kgなので、それに油脂類を含めた重量+マージンを積んで、目的の車両重量にあったものを選べばOK。

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NBロードスター、アルトワークスは、このシザーズジャッキでタイヤ交換することが多かった。S660も対応可能。

S660ジャッキアップ(シザーズジャッキとリフトポイントでジャッキアップする)

リジッドラックを選んでから、ガレージジャッキを考える

車両の下に潜る作業の場合

ブレーキ、サスペンション、マフラー、エンジンオイルなど、車両を浮かせた状態で作業する場合や、車両の下に潜る場合には、必ずリジッドラック(ウマ)を掛ける必要がある。すなわち、ガレージジャッキを選ぶときには、どのリジッドラック(ウマ)に載せたいのか?をまず考えなければならない。DIYで使うリジッドラックの高さは最大高で400[mm]もあれば十分である。エンジンを車体の下から降ろす作業などでなければ別だが。

逆に、最低高が高いリジッドラックは考えもの。最低高360[mm]などのリジッドラックを選んでしまうと、そこに乗せるために車両サイドを370[mm]程度持ち上げる必要がある。370[mm]持ち上げるって、結構怖い。人が一人、ちょっと窮屈だけど潜れるくらいでいいのであれば、300[mm]程度でもなんとかなる。

また、ジャッキの選び方にも影響が出てくる。DIYで使う1~2万円のジャッキの最高位(最大限に持ち上げたときの高さ)が500[mm]位。プロが使うような重くてリフト量も大きなジャッキでなければ、そもそも最高位が480[mm]でもほとんど使うことは無い。

ということで、DIYで使うリジッドラックは、アストロプロダクツ底床リジッドラック(3t)を使っている。

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車高が低いクルマやDIYでリフトする場合、通常のウマだと作業しにくい(高さが高すぎる)ので、セールのときに売ってた黒色を購入した。ジャッキアップポイントを保護するゴムパッドが着いたものを使って作業している。このリジッドラックの高さが大体340[mm](中段)となるので、最高位は415[mm]くらいか。

ガレージジャッキとリジッドラックの選び方

ガレージジャッキの紹介

持ち上がるのに必要なジャッキは、500[mm]程度上がるものであればOK(もちろんジャッキアップポイントによって増減があるので注意)。

私の場合は、アストロプロダクツ1.8t超低床ガレージジャッキを愛用している。

以前乗っていた車両が最低地上高ギリだったので、スロープなどをうまく使って持ち上げる必要がある。こういった場合に役に立つのが愛用の低床タイプのジャッキ。少し重めの車であれば、同じアストロプロダクツ製のAP 2TON 超低床ガレージジャッキの方が使い勝手はいいかも。

愛用の底床ガレージジャッキ

どちらかというと最低地上高が車検ギリなクルマに乗ることが多いので、この底床ジャッキはとても使いやすい。また、フリード程度の車高であれば良い感じでジャッキアップできる。オイル漏れしたが、直して使っている。

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↑は10年以上使うつもりで購入している。大体2~3万円程度で手に入る。

初めてのガレージジャッキとリジッドラックのオススメは

DIYメンテナンス用として初めてのガレージジャッキを安く手に入れたい!というのであれば、以下をおすすめしておく。大体、ウマとジャッキのセットで2万円ちょっと、という感じ。タイヤ交換はもちろん、ブレーキ周りの整備や、マフラー交換、エンジンオイル交換・ミッションオイルの交換、サスペンションの交換などマルチに使える。

最低位260[mm]と、初心者にちょうどよい。これなら、組み合わせて使うジャッキの選択肢も広くなる。

3トンまで対応しているってことは、大体の車両でも使える。最高位も470[mm]と、高い。ただし、最低位が101[mm]ということで、車検ギリ通るシャコタン車だと、スロープをうまく使う必要があるっぽい。でも、通常のDIY整備であれば、このあたりのモデルを選んでおけば良いと思う。

S660のジャッキアップ

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