さて、私が購入したTREK X-Caliber 8だが、トレイルを気持ちよく走れることは分かった。29erで正解だったし、ブレーキもよく効く。フロントシングル12speedもいい感じ。ドロッパーシートポストを搭載して、トレイルの下りも楽しくなった。
ただ、当初の購入目的は、あくまで「通勤手段」。
↑の購入記でも記載したが、私がX-Caliber 8 購入に当たり妻の了承を得た理由は、「通勤で使うから」である。この実績を2年積み重ねて、やっと購入に至ったのだった。ということは、これは通勤でもトレイルでも使えるイカしたカスタムをせねばなるまい(趣味で山専用のMTB持っている方、憧れる)。
そもそもMTBでの通勤って、アリ?
これは、大いにアリだ。むしろMTB推奨。通勤や街乗りにMTBの選択はとても良いと思う。個人的には、通勤にロードバイクはキツイ。公道には段差もあり、歩道もある。ロードバイクの細いタイヤで高めの空気圧だと乗り心地も悪いし、道路の段差が辛いのだ。マウンテンバイクであれば、フロントサスの恩恵で歩道と車道の段差など気にせず乗れるし、ちょっとした砂利道でも問題ない。よって、X-Caliber 8 に通勤仕様オプションを追加することにした。
LEDフロントライト
都会に住んでいる方は、想像がつかないと思う。街灯がない田圃の道を、夜11時にマウンテンバイクで走ることの暗さを。人や車とすれ違うことは稀。なので、フロントライトは明るいほうが良い。ということでLEDライトをAmazonで購入。
今回試したのは↑で、光センサを搭載していおり、明るいところではライトの光量を落として、暗いところでは光量を上げるという自動モードが存在している。こういったギミックはあまりどうでもいいが(だってずっと暗いし)、手動で光量を選択して固定できる。安くて明るければOK。内蔵バッテリーに、付属のUSBケーブルで充電できる。1時間使い続けても、まだ残量ランプがFullのまま。明るさも、対向車が自転車というよりは多分別のバイクか何かと勘違いしているんじゃないか、と思うほど警戒してくれる。バッチリ。
ちなみに、3年前に同じような格安充電式ライトを購入したが、そちらは充電機能が怪しくなって、フル充電でも1時間ほどしかバッテリーが持たなくなってしまった(おそらくバッテリー劣化だろう)。通勤時間が片道30分で、朝は使わないので1時間もあれば十分なのだが、それほど高くないので買ってしまった。
パンク時の応急修理キット
通勤中のパンクは、今まで2回ある。1度は自宅の付近だったので事なきを得たが、2回目は会社と自宅の中間地点だった。最悪歩けばいいかな~なんて思っていたが、5kmを歩くのは、仕事で疲れた体には辛い。ということで、パンク修理用の予備のチューブ、タイヤレバー、工具、それを入れる小型のバックを購入。
チューブは、ちょっと重いけど丈夫なウェルターウェイト チューブをチョイス。これで、通勤でも、トレイルでパンクしても大丈夫。
タイヤレバーは安いプラスチック製。MTBのタイヤ交換はタイヤレバーいらないくらいだが、あれば楽。
応急工具キットがあると、イザというときに役に立つ。
これらの応急修理 キットを、防水バッグに格納して車体に取り付ける。
空気入れ
これ、とても重要。トレイルを走るときは空気圧を落とすので、自走の場合は空気圧を復活させたいこともある。また、パンクした時の応急処置にも必要となる。小型の空気入れだが、小型、なのでポンピングにとても時間がかかるという悩みがあった。色々さがしてみたところ、Topeakのツインターボポンプ、というヤツが良さそう。
ツインターボテクノロジーは、ハンドルを引いた時にシリンダー内の空気を圧縮。ハンドルを押した時に圧縮された空気を一気に充填します。この構造により、押し引き療法のストロークをエラー充填に利用でき、従来のポンプよりも楽に空気を充填できます。
https://topeak.jp/pump/ppm10000.html
というウリ文句に惹かれ、これに決定。先ほど紹介したパンク修理キットと合わせて取り付けてみた。ドリンクホルダーと共締めできるステーになっている。
ついでに、ドリンクホルダーも購入。これはAmazonが安い。
マッドガード(泥除け)
雨の日は乗らないと言っても、濡れた路面では乗るので、どうしても必要。最悪、ちょっとくらいの雨なら乗っちゃうし。そうすると、リアはともかくフロントの水の巻き上げがすごいことになる。
そこで、フロント・リアともにMudhuggerのマッドガードを購入。これ、タイラップで固定するのだが、よくできている。タイヤの湾曲に沿って設計されているので、最小のガードで効果抜群。
今はAmazonで購入できないようだ。似たような商品は下記。
リア用はすごい存在感。
特徴的な形をしている。がっちり固定できるし、高さもちょうどよく、完璧にガードしてくれる。リアは、2021年11月現在、Amazon/楽天では扱いが無いようだ。サイズはMサイズを選択。似たような商品は下記。
シートステイアングルが27°以上の、29インチと27.5+のフルサスに対応。シートステイアングルが28-31°であればMサイズでOK、とあった。測ってみると、だいたい29°だったので、Mサイズを選択した。ちょうどよい感じ。
まとめ
通勤に必須のライト類、パンク修理キット、空気入れ、泥除けを装着。これでとりあえずは通勤に耐えられるバイクになった。次に、トレイル走行のための装備を追加する。
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