仕事でスペインに1ヶ月程滞在した。休日を利用して観光名所を回ってみた。生活の様子はPart1,2で記載したが、これからスペインを訪れてみようと考えている人向けに、スペイン(バルセロナ近辺)の観光名所を紹介したい。
Part1基本編はこちら
Part2交通編はこちら
ガウディ建築
バルセロナ市街地には、複数のガウディ建築があり、その独特のデザインを見ることができる。サグラダファミリア以外にも、カサ・ミラというアパートや、サ・バトリョ、グエル公園といった有名なガウディ建築も点在しており、見どころ満載。外から見るのはもちろん無料だし、壮大な建築を堪能することができる。
サグラダファミリア
小腹が空いたのでサグラダファミリアの正面にあるKFTで早めの昼食(スペインは14時ころから昼食を取るので、12時頃でも空いている)。一番窓際の席に座れた。
サグラダファミリアなど、ガウディ建築の施設に入るためには入場券が必要。当日券は売り切れてしまうため、事前に購入しておくことを強くおすすめする。公式以外のサイトから購入すると上乗せ手数料が取られてしまうので、サグラダファミリア公式から購入するのが良いだろう(英語版)。
ちなみに、サグラダファミリア・ピカソ美術館・グエル公園ともに、郵便番号の入力を求められる。Androidで入力を試みたところ、入力できずにエラーとなる仕様だったので、スペイン滞在先のホテルの郵便番号で登録。
内部はステンドグラスを通した光でなんとも幻想的。歴史や建築の解説については、サグラダファミリア公式でチケットを買うと、日本語版のオーディオガイドがついており、事前知識がなくても感動できる。
グエル公園
こちらも入場チケットが売り切れの可能性があるため、購入しておくとよいだろう(公式サイト)。
有名なトカゲや独特の建築物を見ることができる。
小高い丘にあるため、バルセロナ市街を一望することができるのも嬉しい。
カサ・ミラ と サ・バトリョ
今回は外から見るだけだったが外から見ても楽しめる。
ピカソ美術館
もう一つ、スペインの有名な芸術家といえばパブロ・ピカソ。ゲルニカはマドリードにあるそうなので見ることはできなかったが、ピカソ美術館では、ピカソの人生とその作品の変遷について知ることができる。
バルセロナFC
サッカーが好きな人にはたまらないのだろうが、あいにく私はあまり興味がなかったものの、息子がサッカー大好きなので立ち寄ったFCバルセロナ(バルサ)の公式ショップ。サグラダファミリアのすぐ向かい側にある。バルサの歴史展示とともに、お土産品を購入することができる。
Vilanova i la Geltrú(ビラノバ)
私が滞在したのは、バルセロナではなくビラノバという街。港町で魚介類が美味しい。バルセロナからは電車で1時間程。海がきれいな街。
夏はビーチが賑わうようだが、冬に訪れたため閑散としていたものの、ゆったりとした時間を過ごすことができた。
ホテルはプール付きだったが、2月なので入れず。
VilanovaのカーニバルとComparses(コンパルサ)
ビラノバの冬といえば、誰に聞いても「カーニバル」と答えるだろう。他の都市でもカーニバルというお祭りが開催される。他の街では仮装やパレードが行われるのだが、ビラノバではさらに「コンパルサ」というイベントが開催される。コンパルサでは、男女のカップルを中心とした団体を作り、街中でブラスバンドを従えたいくつもの団体が、踊りながらCandy(スペイン語で「キャラメル」)を投げるイベント。250年の歴史があるとのこと。
これがめちゃめちゃに盛り上がる。街中で酒を飲みながら踊り、キャンディーを投げる。最後は、市庁舎前で複数の団体同士がキャンディーを投げまくる。
街中の道路が投げられたキャンディーまみれで、ベトベト。ちなみに、キャンディーの包み紙は海洋汚染に対する配慮がされているそうな(指定外のキャンディーを投げると罰金)。
地中海料理
基本的には魚と肉とパン。どれも美味しいが、地元の人が集まるお店はやはり美味しい。
滞在初期は、自分で開拓を試みた。
最終的には、意気投合したタクシーの運転手と一緒に入った地元の料理屋が一番美味しかった。
長期滞在ならスーパーで食材購入すると安い
近くのスーパーで食材を購入して自炊すれば安上がり。
Vilanovaのクライミング
スペインはクライミングをやっている人が多い。晴れの日も多いので、郊外のワインディングでは、外岩でクライミングをやっている光景をちらほら見た。クライミングジムもある。
バーが併設されていて、登ったら飲むことも可能(結構みんな飲んでる)。
Tarragona
Tarragona(タラゴナ)は、Vilanovaから電車で40分程度。古代遺跡をたくさん見ることができる。青い海と、タラゴナの円形劇場。
ラス・ファレーラス水道橋
ネギをロメスコソースにつけて食べる「カルソッツ」というネギ焼きで有名なのだが、レストランは満席…残念。もう少し北のValls(バルス)という街が本場らしい。
ポルトガル・リスボン
バルセロナからポルトガルの首都リスボンまで飛行機が出ている。格安航空券なら、バルセロナからリスボンまでの飛行機往復運賃が15,000円程度。日本からの直行便が無く、こんな機会がないと行かないだろうとのことで遠出してみた。
リスボンといえば、路面電車(トラム)。空港でリスボンカードという公共交通機関1日乗り放題カードを購入しておくと、地下鉄とバス、電車とトラムが乗り放題。
ベレンの塔や修道院を見学して
定番のエッグタルトを食べて、
締めはリベイラ市場でワインと魚料理。
とても濃い体験ができた日帰りのポルトガル弾丸ツアー。パスポートはIDとして必要だったものの、EU圏内なので入出国のチェックは無し。
まとめ
こんな感じで1ヶ月、スペインを満喫してみた。あまり海外旅行先として選ばれにくいのかもしれないが、イタリアやフランスからの日帰り(もしくは1泊)でバルセロナの観光もできる。料理も美味しいし、見どころも満載の国。
関連リンク
Part1基本編はこちら
Part2交通編はこちら
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