スペイン1ヶ月滞在生活 Part2/3 交通編

スペインは交通網もある程度発達しているものの、郊外の観光名所を回りたいと言うのであれば、タクシーかレンタカーということになる。今回は、スペインの自動車メーカー「SEAT(セアト)」と、バルセロナ近辺の交通事情・公共交通機関について説明する。バルセロナ中心部の場合、観光にはタクシーが王道となるのかもしれないが、レンタカーなり、公共交通機関をうまく利用することにより行動範囲が大幅に広がる。

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スペインのタクシー

空港を出るとタクシー乗り場があるのは、だいたいどこの国でも同じ。スペインでも例に漏れず、バルセロナ=エル・プラット空港の出口にタクシー乗り場がある。

タクシーは、バルセロナでは黄色と黒の車体色で塗られているのでわかりやすい。屋根のランプが緑色だったら空車。もしくは、フロントガラスにぶら下がっているプレートが ” LIBRE ”となっているのも同様。目的地到着に必要な英語はほぼ通じたものの、念のためホテルへの地図を印刷たものを運転手に見せると確実。

SEAT(セアト)というスペインの自動車会社

タクシーに使われている車種は様々。プリウスやアクアなどに混じって、日本では見たことのないクルマを見かけた。

ハッチバックの車両だったのだが車種がわからず「知らないクルマだな」程度だったものの、高速道路に入ってびっくり。タクシーだからリアシートに座るのだが、日本車にありがちなリアの嫌な突き上げや、妙なフワフワ感がなかった。また、120~130km/h程度で高速道路を走行していたが、ふらつく挙動はせず、直進安定性も高かった。

後から現地の方に聞いたところによると、これはスペインの自動車メーカー「セアト」の「LEON」(2017年式)というクルマらしい。サスが良かったんだ~という話をしたら「そりゃフォルクスワーゲン(VW)のGolfと同じだからね」とのこと。セアトはスペインの自動車メーカーではあるものの、VWグループの傘下に。意匠デザイン以外はVWのモデルのプラットフォームを採用していると教えてくれた。

下写真はIBIZA(2017年式)というモデル。IBIZAはスペインで有名な島の名前。こちらはVWポロのプラットフォームを採用している。意匠デザインがラテン系で、スペインによく似合う。

最新のセアトのクルマは↓のリンクを参照

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レンタカーと国際免許証

郊外の観光名所を回りたいと言うのであれば、国際免許証の取得をおすすめする。ジュネーブ条約締結国であるため、日本の免許を持っていれば、日本国内で国際免許証を取得可能。レンタカーを借りるだけで行動の幅はとても広がる(これはどこの国でも同じだが、レンタカーの保険については「一番いいやつ」に入っておくこと)。

バルセロナ市街では、渋滞中に自転車などがわざとぶつかってきて、クルマを降りて確認しようとした瞬間にクルマに載せた貴重品を盗られるという手口があると聞いた。バルセロナ中心部は交通網が発達しているので公共交通機関やタクシーを利用したほうが楽。

運転は、全体的に車間距離短めで、速度も高め。高速道路や空いている郊外道路は90~120km/h、市街地では50km/hか30km/h。レーダー(現地でラダーという)の取締も行われているので、制限速度は注意しよう。右側通行なのと、ランナバウト(ランナバウトに入っているクルマが優先)のルールに気をつければ交通ルールは、特に難しいことはない。

ちなみに、基本はマニュアルトランスミッション(MT)。日本の免許がAT限定の場合、AT車をレンタルする必要があり少し料金はかさむ。事前にネット予約しておこう。

Hondaの欧州版CIVIC、Suzukiのスイフトスポーツ3ドアなど日本ではあまり見かけない珍しいクルマを見られるのも楽しい。

レプソルのガソリンスタンドが多い。

鉄道

私はバルセロナから電車で1時間位かかるVilanovaという場所に滞在していたため、バルセロナ市街に遊びに行く時は電車移動だった。

駅の券売機は英語対応。行きたい駅をボタンで選んで購入するスタイル。どうしたら良いかわからなかったので初めてのときは駅員さんに聞くのが楽。優しく教えてくれる。

地下鉄

バルセロナ市街は地下鉄移動のみで主な観光地は回りきれてしまった。1回券を何度か購入すれば回りきれてしまった。サグラダファミリアの受難のファサードすぐ手前まで地下鉄で行ける。

バス

私が滞在したVilanovaでは、バス網も発達していたのでちょっとした買い物にも便利だった。1.65ユーロでホテルから駅、ショッピングモールまで行けたので便利に利用した。市のサイトに路線図が載っている(ただしスペイン語)

番外編

実は、電動MTBが安かったので購入を迷ったものの、日本に持って帰れなさそうということで断念。バルセロナ近辺は晴天が多いので、自転車があるとかなり便利。

様々な公共交通機関をうまく組み合わせて利用すると、行動範囲が大幅に広がる。訪れる際は、身近な公共交通機関を予め調べておくのが良いだろう。

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