アメリカで運転するために必要なもの

アメリカは日本とジュネーブ条約が締結されているため、日本の有効な免許証があれば運転が可能。この記事では、アメリカで自動車を運転するにあたり、運転資格や、レンタカーの借り方などについて記載する。

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国際免許証

現地での滞在期間が1年未満であれば、国際免許証を取得するのが効率的。ジュネーブ条約を締結している国であれば日本の運転免許と国際免許証の両方を保持しておくことで運転することができる。

パスポートと免許証用の写真を持参して各都道府県の運転免許センターで発行してもらうことが可能。窓口で手数料数千円を支払えば簡単に取得できる。

レンタカーを借りる

行き先が決まっていれば、空港からレンタカーを借りてそのままドライブすることが可能。旅行日程が決まっているのであれば、Hertzなどのサイトから事前予約しておくとスムーズだ。今回はサンフランシスコ国際空港のHertzでレンタカーを借りてみた。

サンフランシスコ国際空港の場合は、レンタカー窓口まで、空港内を走る無料の自動運行電車で移動する。

レンタカーの窓口で、予約していた氏名を告げると、キーを受け取り、指定された駐車場ナンバーからクルマを受け取り、そのまま空港を出ることができる。

ちなみに、店員さんが「橋を超えるか?」と質問してきたので、何でそんなこと聞くのかわからなかったので聞いてみると、橋を渡るには有料で、日本で言うETCのようなシステムがついてるクルマを貸し出してくれるようだ。今回は橋を渡る予定はなかったのでその旨をつたえた。

保険は確実に入っておこう

最も怖いのが事故。必ずHertzの保険には入っておくこと。保険は英語で「Insurance」。人身保険などは、念のためOptionフル盛りで入っておくのが良いだろう。Hertzの場合はレンタカー予約の際にCompleteという保険プランに加入しておけば、人身傷害含めてカバーされるが、詳細はHertzサイトで確認しておくのが確実だ。

マニュアルは読んでおこう

ダッシュボードにマニュアルが入っているので、下記観点で一通り読んでおくとよいだろう。
・ガソリンの種類
・運転支援システムの使い方
・ドアロック、ライトなどの使い方
・ナビ・オーディオの使い方

特に運転支援システムやナビなどは自動車メーカーによって結構癖がある場合があるからだ。

今回の相棒はCamry

今回はトヨタのCamryを借りることにした。

いい感じではなかろうか。ハンドリングはダルな味付けではあるが、シャシーがしっかりしているので、フィーリングは悪くない。iPhoneやAndroidのナビをUSBの充電ケーブルで車体に接続すればそのままセンターディスプレイにナビとして使える仕様なので、スマホを持っていればナビは不要。

こんな感じで乗り出して見る。到着が夕方だったので、西海岸の厳しい日差しのなかFreewayをドライブ。Interstate Freewayと呼ばれる高速道路は、一部有料区間を除き一般的には無料。

80km程度運転して目的地の宿に到着。快適なドライブだった。

アメリカの交通事情

左側通行なので、日本と左右が逆。基本的なポイントとして、道路の最左端を示す黄色い線が自分の右側に来ないように運転すれば間違いない。4wayStopやRoundaboutなどのルールや、アメリカの交通事情については別の記事で紹介したい。

返却時

返却時は給油して返却する(給油しないでOKなサービスもあるが、お高い)。

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まとめ

アメリカはクルマ社会なので、クルマは生活の必需品という地域が殆んどだ。日本の有効な免許証があれば運転が可能であるため、アメリカを訪れる予定がある場合、レンタカーを借りて運転してみると行動範囲が広がる。日本で運転経験があれば比較的容易に運転できるため、ルールをよく理解して、安全運転で楽しんで頂きたい。

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