フリードのブレーキランプ(電球)が切れたのでDIYで交換

フリードのブレーキランプ(電球)が切れていることに気がついたので交換した。今回は2度目の交換だったので、特に大きく苦労することはなかったものの、フリードのブレーキランプを外すには「コツ」があるのでそれらをまとめた。フリードスパイクを例に記載しているが、普通のフリードでも同様の方法となる。ブレーキランプは、切れたまま走行すると危険だし、取り締まられるリスクがあるので、気がついたら即座に交換しておきたい。

目次

ブレーキランプ切れに気がつく

フリードで子供の習い事の迎えに行った際、別件で行動していた妻が自分のフリードの後ろを走行することがあり、フリードのブレーキランプが片方切れていることを指摘された。前回ブレーキランプが点灯するかチェックしたのは1週間ほど前だったと記憶しているので、最悪、1週間は片方のブレーキランプで走行していたことになる。

ブレーキランプ切れは気が付きにくい

ウィンカーの球切れの場合、ウィンカーの点滅周期が早くなることで気がつく事ができるが、テールランプやブレーキランプ、スモールランプなどは気が付きにくい。誰かに定期的に見てもらうか、車庫に入れる時や駐車場、壁などの反射を使って、定期的に確認するクセをつけておくのが良いだろう。

ブレーキランプが切れていると危険。取締の対象でもある

ブレーキランプが切れている状態で走行すると、後続車にブレーキしていることが伝わらないという危険性がある。また、整備不良として交通取締りの対象となる(違反点数1点。罰金は普通車7,000円)ので注意が必要だ。始業前点検を行うとともに、ランプ切れに気がついたら速やかに交換する必要がある。

ブレーキランプ

使用しているブレーキランプは、ストップランプとテールランプが一つの電球の中にある「テール&ストップランプ」というタイプのもの。

切れてから購入する、でも良いのだが、交通違反で取り締まられるリスクがあるまま走行するのも嫌なので、以前予備部品としてストックしていたこの製品を利用した。大手日本メーカーの小糸製作所から安価で販売されているし、安価なので、切れる前に購入しておくといざという時に安心。今回使用したのはこちら↓。

ブレーキランプ交換方法(ウィンカーも同じ方法で交換可能)

一般的に、ブレーキランプなどを交換する際には室内からブレーキランプにアクセスできるようになっている車種がほとんどだが、フリードの場合は室内から電球にアクセスすることはできない。

テールランプを灯体ごとを外す

交換するためにはテールランプを灯体ごと車体から取り外す必要がある。

灯体が傷つくのと、ボディが傷つくのを防止するために養生しておく。完全な足車で、15万kmほど走行して小キズもあり、それほど気を使ってはいないのでテキトーだが、気になる人はもっとしっかり養生してやるとよいだろう。

トランクを開け、8mmのレンチで以下2箇所を緩める。こういったネジ、プラスドライバーでやろうとすると、ネジの頭をダメにする事が多いのでソケットを使うのが良い。

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ネジ2箇所を外したら、テールランプに印字されている「SLIDE→」の方向にランプを引っ張る。のだが、これがちょっとしたコツがある。

はじめに、取り外した写真を見ていただくのがわかりやすい。赤◯同士がはめ込まれている。

この配置を意識して、下図のように①、②の順で外す。わりと力が必要な作業なので注意。コツを掴めば簡単なんだが、そうそうある作業でもないので、忘れてしまう。

下写真のように電球が差し込まれているので、矢印方向に回すとブレーキランプ電球を取り外す事ができる。

古い電球を引っこ抜いて、新しい電球を挿すだけ。

ブレーキランプを踏んでもらって、ちゃんと点灯することを確認し、作業完了。

まとめ

フリードのブレーキランプ(電球)が切れていることに気がついたので交換した。今回は2度目の交換だったので、特に大きく苦労することはなかったものの、ブレーキランプを外すには、外したときの形状を想像しながら外すと比較的ラクに外せる。フリードスパイクを例に記載しているが、普通のフリードでも同様の方法となる。なお、ブレーキランプが切れた(点灯しない)状態で運転すると、「整備不良」で取り締まられる。ブレーキランプは切れていることに気づきにくいので、こまめな点検を実施しよう。

ブレーキランプだけに限らず、長距離ドライブ前には、こういった点検を行っておくと安心だ。

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