ラスベガス発グランドキャニオン周辺ロードトリップ|家族で巡る約1,300マイルの旅

せっかくカリフォルニアに引っ越してきたので、家族でグランドキャニオンに行ってみることにした。ラスベガス→グランドキャニオン→ホースシューベンド→アンテロープキャニオン→モニュメントバレー→化石の森公園→ルート66→メテオクレーター→ラスベガス再びという、走行距離約1,300マイル(約2,100km。東京~福岡の往復くらいの距離)のロードトリップだった。なお、ロサンゼルス発という方は、これに往復分でプラス540マイル(約870km)。今回は、アメリカの道路事情や、今回訪れた観光地を紹介したいと思う。

目次

全体のルート

今回旅したルートは、ラスベガス起点で、「ラスベガス市街」、「グランドキャニオン」、「ホースシューベンド」、「アンテロープキャニオン」、「モニュメントバレー」、「セドナ」という人気スポットを押さえたルート。さらに、私たち好みで、これに「化石の森公園」「メテオクレーター」「セリグマン(かつてルート66で栄えた街)」を追加し、トータルで6泊7日の欲張りセットだ。

どちらかと言うと、たくさんの有名な観光地に行ったことに重点を置くより、1つの観光地をゆっくり回る旅行にしたいと思い、グランドキャニオンには1泊2日滞在し、その分他の観光地の時間を圧縮してみたが、割とピッタリだった。アメリカは広大だ。

今回の旅行で使用した車は、Honda Pilot。下記記事でも書いたが、アメリカで家族で旅行するには最適な選択肢の1つとなるだろう。

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フリーウェイや郊外の道路の移動

アメリカと日本の長距離ドライブの違いの1つとして、巡航速度の高さがある。都市部周辺では、フリーウェイは速度55~65mile/h(90~105km/h)程度、郊外になると65~75mile/h(105~120km/h)の場所もある。ただし、本当に郊外の追い越し車線は、この速度+10mile/h以上で流れていることもあるので、後ろから来る車の速度差に注意が必要だ。長距離なので淡々と走れる速度で、特に運転支援システムなどを頼りにしながら、法定速度を守りつつ、楽をして運転するのが良いだろう。

ちなみに、郊外の道路は、ずっと真っ直ぐな直線、となっていることも多い。

適度に休憩を取ったり、気分転換をしたりしながら安全に。なお、ロードトリップの際のトイレ休憩は、主にガソリンスタンドなどに併設されているトイレを利用することになる。レストエリアもあることはあるが数は少ない。フリーウェイの次のランプに、ガソリンスタンドやファーストフード店などの案内があるので、それを頼りに早めに休憩をとるようにしよう。

我が家は、Love’sのお世話になることが多い。どこに店舗があるかはこちらのサイトを参照。その他、基本的にはトラックが駐まっている、主要フリーウェイ近くの休憩所であれば、夜でも比較的安全に利用できるだろう。しかしながら当然、小さな子供の車内放置や、店舗やトイレでも目を離すのはNG。

回った観光地の紹介

ラスベガス市街

ギャンブルで有名なラスベガス。空港からホテルまで、どこでもカジノマシンがある。

Sphereという大型の劇場の外部には、様々な映像を映し出し、見ていて飽きない。

ラスベガスのパリ

夜のSphereも美しかった。

夜1人でバーに行き、バーカウンターにあるルーレットマシンでビール代を稼いで快眠。翌朝、グランドキャニオンに向けて出発。

グランドキャニオン(South rim)

ラスベガスから5時間ほど。入口で入場券を買うのだが、私たちはAmerica the Beautiful passという国立公園の年パスを買っているのでそれで入場(入口に「国外からの観光客は割増料金を取ります」みたいな表示があった。アメリカ国外から来る方は外国人価格が適用されるとのことで、事前に最新情報を確認するのが良いだろう)。

グランドキャニオンは、ずっと行きたかった場所の1つだったので、今回の旅行のメインイベント。様々なビューポイントを、ハイキングを含めて2日間かけて回った。スケールが大きすぎてよくわからなくなるくらい広大。2日間でも足りなかった。

ヤバパイロッジという歴史があるらしい宿に宿泊(グランドキャニオンの絶景から少し離れており、安かった)。

ホースシューベンド

グランドキャニオン2日目の午後にホースシューベンドに向かう。夕日が美しいと聞いていたので、日の入り一時間ほど前に到着。

夜は、すぐ側のPageのホテルに宿泊。

アンテロープキャニオン

翌日は、アンテロープキャニオンに向かう。アンテロープキャニオンは予約制なので、混んでいるシーズンは事前予約がないと入れないようだ。正午頃が綺麗だと言うのでその時間に予約しておいた。案内のお兄さんがスマホで、iPhoneのベストなフィルター値のセッティングを教えてくれる。さらに映える写真をいっぱい撮ってくれる。

午後3時頃からモニュメントバレーへ。2時間程のドライブ

モニュメントバレー

モニュメントバレーに夕方到着。夕食後、家族で星を見に行く。明かりが何もない満天の星空。

翌朝、フォレスト・ガンプで使われたビューポイントへ。歩行者が道の真ん中で写真を撮っているので、注意。

化石の森公園とメテオクレーター

その後、化石の森公園という国立公園を目指す。珪化木という古代の木の化石化がゴロゴロある。見た目は木なんだけど質感は岩という不思議な感じ。ここはどうしても行ってみたかった。

さらに古代の隕石衝突跡(クレーター)に向かう。

その後、フラッグスタッフという街で一泊。

セドナ

パワースポットとして有名とのことで立ち寄ってみた。結構人が多く、おしゃれな感じの店が多かった。

セリグマン

ディズニー映画「カーズ」のモデルになった町だそうだ。アメリカの東西を結んだ旧道「ルート66」沿いにあり、いい感じの雰囲気だった。

しかし、訪れた時は街中が停電中。レジとエアコンが動かない中、発電機を稼働させて営業しているお土産屋さんでいくつかお土産を物色。お土産屋さんの中は、店主が趣味で集めたバイクがずらり。

昔のガソリンスタンドを改築したお土産屋さんも雰囲気があっていいね。

あとはひたすら、ラスベガスに向かってドライブして終了。

まとめ

今回のロードトリップは、ラスベガスを起点にグランドキャニオン周辺を巡る、約1,300マイルの家族旅行となった。

グランドキャニオンやモニュメントバレーの景色はもちろん素晴らしかったが、実際に旅をしてみると、印象に残るのは観光地そのものだけではない。どこまでも続く直線道路、高めの巡航速度、次の街まで何十マイルもある距離感、ガソリンスタンドでの休憩、そして車内で家族と過ごす長い時間。そうした移動のすべてを含めて、アメリカのロードトリップなのだと感じた。

日本の感覚で見ると、1,300マイル、約2,100kmという距離はかなり長い。しかし、車社会のアメリカでは、この距離を自分たちの車で走ることで、土地の広さや道路インフラ、そして車という道具の重要性を実感できる。

家族でこうした旅行をするなら、車の快適性、荷物の積載性、運転支援機能、事前点検、早めの給油と休憩がかなり重要になる。観光プランだけでなく、「その距離を安全に、無理なく走れるか」を考えることが、アメリカの長距離ドライブでは欠かせない。

グランドキャニオン旅行は、絶景を見に行く旅であると同時に、アメリカで車を使って移動することの意味を改めて感じる旅でもあった。

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