987ボクスターのスパークプラグ交換手順

購入後の基本整備として、スパークプラグを交換する。どのように使われてきたのかや故障の兆候がわかるから、というのとやっぱり新品のプラグが気持ちいいってことで。ところが、エンジンルームがリアアクスルよりフロント側にあり、かつボクサーエンジンというレイアウトである。よって、プラグ交換のためには、ジャッキアップしてタイヤを外すところからスタート

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プラグにアクセスするためのツール類

プラグ交換作業にこれだけの工具が必要。奥まっているので、エクステンションツールを複数組み合わせて作業する。このために、Kokenのエクステンションセットを購入。

プラグレンチは愛用のKTC製。

プラグ交換でタイヤ外すっていう、整備する人泣かせな構造のボクスター。まずは、イグニッションコイルを止めているネジ2本を外し、引っこ抜きます。特に1,4番シリンダーは、鬼か。ほとんど見えないので、感覚だけで外さねばならない。

コネクタ外すのも、手間です。自分でやる方は、アクセスが楽なところでコツを掴んでおくと良いかも。

続いてプラグを外す

左から、1番~3番、6番~4番 1番だけ、ちょっと湿ってる。

新旧比較

新旧比較。普段あまり見ないプラグの構造とか、工夫が見られる。純正(右)BOSCH製は、なんかこう、ムラなく飛びそうな感じの4極。実物初めて見た。時代を感じるプラグ。懐かしい感じで、電極削れにくいような工夫なんだそうな。電極の消耗に関してはよくわからない(ノウハウが無い)けどま、すぐに交換しなくても良かったかも。

今回購入のNGKイリジウムプラグ(左)は、見慣れた構造。

バイクレースやっていた時からプラグは絶対NGK!!以下のプラグを6本手配する。4本+バラで2本が、一番安い買い方と思われる。

また、組み付ける

で、組み付けます。

奥まってるなぁ。。。。

規定トルクは30Nm(再使用の場合は、26Nm)。回転角でちゃんと締められるならおそらくそちらが正確かと。着座を感覚で把握できる上級メカニックではないので、トルクレンチで。
ちなみに、イグニッションコイルのスクリュの締め付けトルクは10Nmね。

エンジンがかかり、アイドリングが安定し、アクセル踏んだときに回転数がちゃんと上昇すればOK。

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