前回のサーキット走行からもう半年以上経過してしまった。前回の走行時に、コンディション把握、パワー不足、足回り変更が課題であった。まずは車両の状態を把握するためのメーターの追加と、オイルクーラーの追加を行った上で走行に臨んだ結果、1秒のタイムアップを果たしている。
走行動画
それではまず、走行動画から。本日のベストは45.146秒。
・オイルクーラー追加
・メーター類追加
・ドライビングポジション最適化
上記以外はブレーキ・タイヤ含めて全て純正状態。走行距離6,000km。
前回は46.187秒だったので1秒以上もタイムが縮まった。特にパワーアップパーツはつけていないのだが、思い当たることとすればオイルクーラー。エンジンの出力は水温を見て管理しているっぽくて、水温が高いとECU(Electric Control Unit)でパワー絞っちゃっている可能性がある(未確認)。オイルクーラーがあると水温の上昇も抑えられる傾向があるためここに効くのではなかろうかと推定している(制御わからないので自信無いですが…)。
クルマに慣れてきた、というのも大きいかもしれない。意図しないスピンモードがなく、突っ込み速度が早すぎるとフロントからアンダー。バランスが取れたクルマだ。ちなみに、今回もセクションのベストがバラバラ(笑)。NBのときは安定してたんだけどな…
前回の課題と対応
前回の走行の様子はコチラ↓
タイヤエア圧
前回のノウハウを応用。前回、温感(走行後)のエア圧と冷感でのエア圧をメモしておいた。温感で2.2 kg/cm2を目指して以下のようにエア圧を調整。
タイヤ位置 | 冷間空気圧 | 温感(走行後)空気圧 |
---|---|---|
フロント右 | 1.9 | 2.2 |
フロント左 | 1.9 | 2.2 |
リア右 | 2.0 | 2.2 |
リア左 | 2.0 | 2.2 |
走行前に、メンテナンスモード(AHA:アジャイルハンドリングアシスト 含む全てのVSA関連の機能をOFF)に入れておく。
走り方(走行ライン)で工夫できるところ
今回迷ったのがライン。クルマのパワーによるんだろうけど、私は高速コーナーをアクセル戻しやブレーキ操作なしで(あるいはできる限り少なくて)クリアできるラインを定めている。6~9コーナーがきれいに決まると、タイムも出やすい傾向がある。
まとめ:やはりパワーが足りない
S660は軽自動車。すなわち64馬力である。どうしても直線ではパワーが劣る。次取り組むとしたら、パワーアップを主眼においたクルマいじりになりそうな気がする。この車体にもう少しパワーが有るエンジンだったら楽しいに違いない。手っ取り早いのがデータのみ書き換え。これにマフラー交換してどれくらい馬力向上するのかを試してみたい。車高を落としたいので足回りも興味あるが、縁石も乗り越えられる純正の足が今の所は良いと思う。
関連リンク
車両の状態を把握するためのメーターの追加
前回の走行で一番不安だったのは、水温や油温がどれくらいか不明だった点。踏んでいいのかどうか、わからない状態で攻めるのは精神衛生上よろしくないのでまずはメーターの追加が最優先事項、ということで今回はメーターを追加した。
追加したオイルクーラーの効果確認
今回の走行では、追加したオイルクーラーの効果確認も行った。
サーキット走行関連
前回のサーキット走行の記事はこちら↓
3回目の走行はこちら↓
コメント