DIYで車のメンテナンスやパーツ交換を楽しむ人にとって必需品の工具。精度・耐久性がよく、プロのメカニックにも愛用されているTONEの工具を、ふるさと納税の返礼品として設定している自治体がある。今回は、ふるさと納税の返礼品としてゲットできるTONEの工具を紹介する。
ふるさと納税の仕組み
最近は多くの人が、ふるさと納税を実施しているということで、詳細の説明は省略するが、ざっくり述べると、「好きな自治体に寄附(ふるさと納税)すると、寄附した額から2,000円を引いた額が、所得税と住民税から控除」される(総務省HP)というもの。
次の年の6月から、ふるさと納税した額から2,000円を引いた額が、毎月払っている住民税と所得税が減額される=手取りがアップするという仕組み(次の年の6月からの住民税と所得税から一部を前払いしている、と考えるとわかりやすいかもしれない)。結局支払わなければならない(というか、強制的に引かれる)税の一部を、希望する自治体に納めることができる制度というわけだ。
そして、ふるさと納税を行うと、寄付した自治体から、その自治体の地場産品の「返礼品」を無料で頂くことが出来る。
TONEのツールがふるさと納税の返礼品に!
大阪府 河内長野市は、TONEの工具を返礼品として設定している。この仕組をうまく利用して、ふるさと納税の返礼品でTONEのツールをゲットすることができる。
楽天経由のふるさと納税がお得
ふるさと納税のサイトはいくつかあるが、オススメは楽天。
【理由1】楽天ポイントがたくさんつく
ふるさと納税のルールとして、「寄付金額の3割以下」である必要がある。例えば通常9,000円の工具を返礼品で頂く場合、ほぼ、30,000円の寄付金が設定されている。すなわち、普通に購入すれば9,000円分の楽天ポイントしかつかないところ、3倍以上の30,000円分の楽天ポイントが付くことになる。楽天ポイントを貯めている人(いわゆる楽天経済圏)であれば一層のメリットとなるはずだ。
【理由2】TONEの品揃えが豊富
様々なふるさと納税サイトがあるが、楽天のTONEの品揃えは最も豊富。同じ返礼品でも、あるサイトでは10,000円の寄付で、あるサイトでは8,000円の寄付で、というような「価格の差」はない。とすると、最も欲しい返礼品が豊富に揃っているサイトを選ぶのが最善。
以上の理由から、楽天経由でのふるさと納税をオススメしておく。
ふるさと納税で「損しない」額は年収によって異なる
例として、年収400万円(ここでいう年収は、源泉徴収票に記載された税引前の額)の独身者の場合、およそ42,000円が、ふるさと納納税して損にならない額となる。「寄付」なので、いくらしても良いのだが、所得税・住民税から控除される額(減額されて手取りが増える額)は年収、配偶者や子供の有無、等によって変わってくる。自分がいくらまでふるさと納税するのが最もお得なのか、源泉徴収票を元に楽天のサイトで計算する事ができる。

ふるさと納税の寄付申込みのフローはこちら

ふるさと納税の仕組みの話は以上として、ここからは本題のTONEの工具の話に入っていこう。
世界に誇れる工具メーカーTONE(トネ)
TONEは世界でも知られている有名ブランドの一つ。由来は、音色を意味する英語「トーン」ではなく、利根川の「トネ」から来ているため、TONEは「トネ」と読む。
TONE会社概要より~
弊社は1938年(昭和13年)にプロ向け高級作業工具メーカーとして創立し、創業者の前田軍治は「利根川」の「TONE」を自社製品の商標としました。「利根川」は関東地方の中央を貫流し、灌漑・水運等さまざまな役割を果たす日本を代表する悠久の大河です。「TONE」こそは、日本、いや世界に誇れる立派な製品に最適な商標であると考え、制定いたしました。「TONE」は弊社製品のブランドとして、1941年(昭和16年)より親しまれています。
https://www.tonetool.co.jp/company/profile.html
ホームセンターの工具売り場でも扱っているため、見た事がある人も多いだろう。
KTCやKOKENと比べると?
同じような価格帯で日本メーカーとなると、KTC(京都機械工具株式会社)や、ソケットであればKo-Ken(山下工業)などが有名。TONEのレンチ類は、一言でいうと「質実剛健」な印象。KTCは良くも悪くもTONEよりも「繊細」なフィーリングがあるし、Ko-Kenは「しなり」があるように感じる(個人的にそう思うのですが、同意できる方います?)。どのメーカーも工具としての品質はとても高く、十分な精度と強度を持っているので、この辺は好みが強く出る領域だ。
ふるさと納税返礼品のオススメTONE工具
トルクレンチ
TONE特にトルクレンチが有名。(写真)私はトルクレンチはTONE製一択。精度も使い勝手も良好。トルクレンチは「計測器」。海外製も悪くはないと思うが、信頼できるメーカーのものを選択したい。

上からホイールナット用(40~200N・m)、サスペンション用(20~100N・m)、エンジンドレンボルト用(10~50N・m)、バイクのエンジンオイルカバーやクルマのウォーターポンプ用(4~20N・m)。
最も使用頻度の高いタイヤ交換に使うトルクレンチ
オイル交換に使うトルクレンチ

1/4(シブイチ)のセット
ハンドルツールやソケットはKTC、特殊ソケット類はKo-Kenを中心に使用していが、1/4(シブイチ)のラチェットツールはTONEを選択。

一番右が、大きな力がかかる時に使われる1/2インチのサイズ(タイヤ用のトルクレンチのソケットもこのサイズ)。真ん中が一般的に使われるサイズの3/8インチのラチェット(KTC)。これだと、最近のクルマの狭いエンジンルームだと使いづらい事があるので、ヘッドの小さい1/4インチのラチェットが欲しかった。これが非常にコンパクトで使い勝手が良い。歯数も72なので、振り幅が確保できない狭い場所での整備に重宝している。

クリップリムーバー
KTCのクリップリムーバーを使っていたが、ボロくなってきたので新調。種類も豊富で力もかけやすく、近年複雑になってきている自動車の内装を剥がす際に必須のツールだ。


コンパクトショートラチェットハンドル
手が入りづらい場所でも無理なくネジを緩められる。72枚歯のスムーズな動きのコンパクトラチェットハンドル。


その他オススメの工具はこちら
ソケットレンチセット
工具の基本、ソケットとレンチのセット。72枚歯のらチェットハンドルがついているので、動きもとてもスムーズだ。ケース付きなので携帯工具としても重宝する。工具を初めて揃えてみようという方はオススメ。
ロングめがねレンチセット
緩めるために力が必要なサスペンション、ブレーキ系の整備を行うなら持っておきたいメガネレンチセット。自動車整備によく使われるサイズのセットで、角度も良い感じ。使用頻度が高い工具。
スイベルラチェットハンドル
通常のラチェットの機能に加えて、先端が180℃回転するハンドル。しかも、先端がコンパクトなので狭い場所での作業でも重宝する。
まとめ
TONEの工具は品質も高く、プロのメカニックでも愛用している方もいるTONEの工具が、ふるさと納税返礼品として設定されている。ふるさと納税を活用して実質2000円で、TONE製の工具をゲットする方法と、オススメの工具を紹介した。
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