このブログが縁で、昔乗っていた987ボクスターの現オーナー氏と知り合うことができた。経緯はこちらの記事
現オーナーのSuzuneさん、サーキット走行経験はないが興味があるとのこと。それは是非ということで、関東圏で比較的アクセスの良いヒーローしのいを走行してみることにした。
ヒーローしのいサーキットは、直線が長くハイスピードになること、また、勾配があるためブレーキのタイミング等の調整が難しいという点はあるものの、日光サーキットなどと比べて比較的空いていて走りやすい。何度か足を運んだことがあるが、S660での走行は初。軽自動車でどこまで走れるか、とても楽しみだ。
初めてサーキットを走ろうと考えている方向けに必要な装備の紹介等もこちらの記事に記載。
サーキットに向けての準備
前々日にオイル交換、ブレーキパッド/フルード・クーラント量・タイヤ空気圧・ホイールナットトルクなどを一通り確認。
S660はオイル量が少なく経済的だが、逆にオイルが少量しか入らないため劣化しやすい。サーキット前のオイル交換がオススメ。
出発~サーキット到着
サーキットの朝は早い。この時間に暖気しながら走るのって気持ち良い。天候は晴れ。
道も空いていて走りやすく、ゲートオープン直後にサーキットに到着。
S660の仕様
S660の仕様だが、マフラー、オイルクーラーを追加して、タイヤがDIREZZAに変更。サーキットや峠道を「楽しく」「壊さずに」走れるようにした程度。ホントは車高調とか、ブレーキパッドとか、パワーアップとか、やりたい事は色々あるのだが、私は、まずは走ってナンボだという考え方。
コンディション把握のためのメーターもあると便利。
サーキット走行
アットホームな雰囲気だし、それほど混んでいない。初めての場合事前の無料講習もあるし、冬期はAM走行し放題のプランがある(2022/12/17現在、公式のHPには載っていない。現地に行くと受付で教えてくれる)。
普段は殆ど貸し切り状態のことが多いが、今回は団体さんと一緒になった。初サーキットの方がいる場合、もう少し空いている方が気兼ねなく走れるものの、逆に他の人の走りや、譲り方を学ことが出来る。走り方の基本がわかれば、他のサーキットでも楽しく走れると思う。
走行動画
バックストレートはセミウェットだったものの、楽しく走行できた。当日のベストタイムは56.288。
S660の魅力はやはりコーナリング。旋回性能を武器にコーナーで差を詰めるのが、この車の楽しみ方だろう。
路面がセミウェットだったこともあり、AMのコンディションはあまり良くなかった。様子見の走行の後、バックストレート後のS字をツッコミ過ぎて、縁石超えた後いきなりスピンモードに突入した。コース上になんとか留まったが、こんな事にならないように、徐々にペースを上げていくことを心がけたい。
リアがグリップを失った後に再度グリップが回復するまでの時間がFRに比べて早いと感じた。MRのレイアウトの特性だと思うが、こういった体感ができるのがサーキットの良いところだろう。また一つ成長した。
987ボクスターも運転させて頂いた。S660に比べて987はもう少しゆったりした乗り味であるものの、車両全体のフィーリングはS660と同じ方向性を感じた。トラクションを掛けたい場所に重量物を置き、それがドライバに近いことで一体感が高まる。MRレイアウトの車両特有のフィーリングと思う。
無事是名馬
走行後のラップタイムでいうと、本日一緒の走行枠に参加していた車のうち、ちょうど真ん中くらい。S660も、64馬力でよく頑張りました。事故もなく、クルマも壊れることなく、走行完了。
せっかくなので宇都宮観光
宇都宮といえば餃子でしょう。さつき餃子へ。
つづいて、大谷資料館。
さっきまでサーキット走っていたとは思えないくらい、平和なツーショット。
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